まずはスタート！実技に慣れ親しむコース
どんな分野でも、誰でも、初めてのときはあります。
でも初めてだからこそ基礎が大切です。
基礎3日コースは、芸大、美大に興味はあるけれど、どんな分野があるのかわからない、または決まっていない、何からどのように始めていいかわからないという高校1年生、2年生を主な対象としたコースです。
すぐに受験につながるような課題だけではなく、描く楽しみ、造り出す喜びを実感できるようなカリキュラムも設定しています。
道具や画材の扱い方から、芸術作品やデザインの観方、実技の基礎の基礎などわかりやすく解説、指導していきます。
まずは実技に慣れ親しんでいくことが大切でしょう。
基本的に月・火・水の3日間連続講座ですが、高校の部活動や補習授業など、要望により曜日の変更も可能です。
高校や学習塾などのスケジュールによって、土曜日のみのコースや、希望日のみチケットで受講できるチケット制講習もあります。
内容
| 授業日 | 週3日（月・火・水）/17：30～20：30（3学期のみ17：00～20：00） |
|---|---|
| 学習内容 |
※志望校に沿って学習内容は選択できます |
年間カリキュラム
1学期（3月～7月）
観察力・洞察力
初心者用の石膏像をモチーフに、形の捉え方、構図の意味、描画材の使い方などを学びます。
また、見るだけでなくモチーフを手で触って、構造を理解する能力を身に付けます。
2学期（8月～12月）
表現力・色彩力
画面の中で三次元的に描く力に重点を置き、同時に空間表現を学びます。
平面構成や立体構成が必要な生徒さんはこの時期から専門課題をスタートします。
3学期（1月～2月）
応用力
基礎力と表現力を一層高め、一人一人の持ち味を最大限生かした、魅力ある作品作りを進めます。
また、制作時間も受験本番の形式で行っていきます。
授業風景
初心者の方や、これまでデッサンを描いた事のない方も多く参加されていますので、 担当講師が鉛筆の削り方から制作の進め方まで、一つ一つ丁寧に指導していきます。
カルトン（画板）やイーゼル（絵を立て掛ける道具）、パネルなど、通学の邪魔になるような大きな画材道具はアトリエで貸し出しを行っています。
また、画材を保管するロッカーもレンタルできますので、高校の授業が終わってから身軽に参加することが可能です。
将来の展望
- グラフィックデザイナー
- プロダクトデザイナー
- インテリアデザイナー
- 服飾デザイナー
- 照明デザイナー
- イラストレーター
- アニメーター
- アーティスト
- 映像作家
- 絵本作家
- 伝統工芸師
- ジュエリーデザイナー
など、数多くの職業があります。
福岡中央美術の卒業生も、様々な分野で活躍しています。